学術研究ネット:第6回講演会
Gakujutsu-Kenkyu Network
『 世界物理年に向けて、
「アインシュタインの詫び状:
ニュートン力学から相対性理論へ」 』
日時:平成17年6月11日(土)
午後1時30分〜4時35分
会場:東京芸術劇場 大会議室(5階)池袋駅西口から徒歩2分
東京都豊島区西池袋1-8-1 TEL:03-5391-2111
奇跡の年といわれる1905年、26歳のアインシュタインは、4編の論文を発表しました。そのどれもが物理学の本質に迫る素晴らしい内容ですが、とくに、第3、第4論文は「特殊相対性理論」を世に問うた画期的な論文でした。この理論は、200年以上ものあいだ絶対的な権威として科学界に君臨してきたニュートン力学に修正を迫ることになります。このことについて、晩年アインシュタインは、『自伝ノート』のなかで、「ニュートンよ許したまえ」と詫び状を書いています。 本講演ではまず、アインシュタインが詫び状を書かなければならなかった20世初頭のヨーロッパ科学界の状況をお話します。ついで、特殊相対性理論・一般相対性理論の内容をわかりやすく解説し、最後に、アインシュタインの夢ともいうべき「統一場理論」と、その現代的な意義にふれてみたいと思います。 参考文献:広瀬立成『相対性理論の一世紀』(新潮社)
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****** プログラム ******
開会の辞(1:30 p.m.〜1:45 p.m.) 小林 K郎
(学術研究ネット理事:都立大学名誉教授)
講 演(1:45 p.m.〜3:45
p.m.)
アインシュタインの詫び状:ニュートン力学から相対性理論へ
広瀬 立成
(早大理工総研教授、都立大学名誉教授)
休 憩(10分)
関連国際会議報告(3:55 p.m.〜4:25 p.m.)
世界物理年キツクオフ会議に参加して 堀井香奈子
(お茶の水女子大学理学部物理学科3年)
閉会の辞(4:25 p.m.〜4:35 p.m.) 青野 修
(学術研究ネット理事長:自治医科大学名誉教授)
懇親会(5:00 p.m.〜)
(懇親会にご出席予定の方はご連絡をお願いいたします。)
問合先:学術研究ネット 事務局(セマントイ)
TEL:03-5364-7185 E-mail:semantoj@e-pclesson.com URL:http://www.e-pclesson.com
資料代 実費300円(プログラムと講演要旨集)